問われる女性の人生設計

女性の人生設計は、実に複雑で多岐にわたる。
一概に言うことはできないが、男性よりもさまざまな面において決断が求められるといっても良いのは確かだだろう。

とりわけ、結婚や出産などによって大きく左右されるのが特徴の一つだ。
ライフステージという言葉を使って表現されるケースも多い。
女性の人生設計が以前よりもクローズアップされる機会が増えた背景には、女性の社会進出が進んでいることが要因として挙げられる。
女性が光り輝く社会の実現や一億総活躍社会などと、政府が国策として女性の活躍を後押ししていることも大きな要因だ。

女性の社会進出が進むことを好意的に受け止める人が多い一方、課題や問題点が浮き彫りになっていることも見逃すことはできない。
晩婚化や生涯独身といった人が急増しており、少子高齢化の流れが加速しているというのも問題になっている。
これも、女性が自らの人生設計を自由に考えることができるようになったことの結果としてとらえることができる。

従来であれば、結婚適齢期を迎えた女性は結婚して家庭に入り、育児や家事に専念することが理想的な人生設計であると言われてきた。
むしろ、結婚をすることなく、会社員を続けている方が珍しいといった現実があった。
しかし、現代社会では女性の働き方への理解も進んでおり、結婚や妊娠、出産などのライフステージにおいて、有給休暇や育児休暇、時短勤務などで会社とのつながりを続けることも可能になっている。